はじめに
25年新卒内定者アルバイトをしていた千木良です。現在は東京国際工科専門職大学4年生で、2025年4月に弁護士ドットコムに入社予定です。
これは、昨年2023年サマーインターンシップについてまとめた記事になります。
昨年はインターン生として参加し、今年はインターンシップを運営する側として参加しました。この記事では、2023年に参加したインターン生としての感想を書きます。
インターンシップの概要
今年のインターンシップのカリキュラムは以下を行いました。
- Webシステムの開発
- 現役エンジニアによるキャリアの話
- エンジニア勉強会
- 懇親会
開催期間は1週間になっており基本的にはWebアプリケーションの開発を行いますが、各日約1時間ほど他のカリキュラムを行う形です。
Webシステムの開発
本インターンシップでは、架空のサービスの裏側を管理するシステム構築を行いました。構築するシステムの詳細は、実際にメンターを担当したエンジニアが記事をまとめていますので、そちらを参考にしてください。
Webシステム開発については、基本的には去年と今年の内容と変わらず、フロントエンドの技術スタックが少し変更になっていました。
去年の内容はこちら
システム概要
システム開発では、サーバ側・フロント側どちらも使用する内容でしたが、どちらかを触ったことがなくても実装できるような作りになっているため、心配する必要はありません。
私も去年参加した際は、どちらの側も触ったことがほとんどありませんでしたが、インターンを通して学ぶことができました。
技術要素
- コンテナ環境
- Docker
- サーバーサイド
- Go
- サーバーサイドフレームワーク
- echo v4
- フロントエンド
- Vue3
- Nuxt3
- Vuetify
現役エンジニアによるキャリアの話
弁護士ドットコムは、経験豊富なエンジニアが多数在籍しており、さまざまなキャリアを経験してきています。その中でも年代が比較的近いエンジニアの方から、学生時代から今に至るまでのキャリアのお話を聞きました。
現役エンジニアのキャリアを聞く機会は、そうそう多くないためキャリアがまだ定まっていない学生にとっていい機会になっていると思います。
エンジニア勉強会
弁護士ドットコムのクラウドサイン事業本部では、20%程度の時間を内発的・主体的な開発・研究にあてる20%ルールを導入しています。
その際に研究した内容を発表するのが、エンジニア勉強会になっていて、本インターンシップではそれを体験する時間があります。
弁護士ドットコムで働いているエンジニアが、どのようなことを研究してどのように発表しているのか会社の雰囲気を知ることができる時間になっています。
懇親会
インターン最終日には、これまでお世話になったメンターの方に加えて弁護士ドットコムのエンジニアやマネージャー達と懇親会を開いています。
ここでは、インターン中に話せなかったマネージャー層やエンジニアの方々とお話する絶好の機会になっております。
弁護士ドットコムで働いている社員の雰囲気や考え方を伺えるチャンスになっているため、ぜひ楽しんで参加してください!
インターンを通して学んだこと
私は、2023年に弁護士ドットコムのサマーインターンに参加させていただきました。その本インターンでは大きく4つのことを学び、知ることができました。私の中で影響があった順で紹介します。
1位:会社の雰囲気
インターンでは、5〜6人ほどのメンターがサポートをしてくれました。メンターの方に質問した時やマージリクエストのレビューなどからこの会社で働いているエンジニアの雰囲気を感じることができました。
また、最終日に行われた懇親会では、メンター以外のエンジニアやマネージャーとお話しする機会があり最も会社の雰囲気がわかる時間だったと思います。
私は弁護士ドットコムのエンジニアと接して、会社の雰囲気が気に入ったため内定承諾を決意しました。
こういったインターンの機会がないと、様々な社員と関わることができないと思います。だからこそ、インターンに参加する際は、ぜひ懇親会や食事会に参加して、自分の目で会社の雰囲気を直接感じることをおすすめします!
2位:キャリアの選択
私は大学3年生の時にこのインターンに参加しました。その時は、まだキャリアについて全く定まっておらず、どんなエンジニアになっていきたいのかどの分野で活躍していきたいのか考えていませんでした。
弁護士ドットコムのインターンでは、キャリアについて勉強する時間が設けてあり、20代後半のエンジニアの方達がキャリアの話をしてくれたりマネージャーの方がお話をしてくれたりなど様々なキャリアの話を聞くことができました。
話を聞いた直後は、参考程度でしたが、就活が進むにつれてこの時の話はすごくタメになりました。
3位:技術的成長
弁護士ドットコムのインターンに参加する前の私は、コンテナを用いた開発経験がなかったりフロントエンドのフレームワークを使ったことがなかったりなど、実務よりの開発経験がありませんでした。
しかし、私はこのインターンを通して、Dockerや新しい言語について興味を持ち学習することができました。加えて、インターンではGitを用いた開発を行ったため、個人開発では行わないマージリクエストの作成を行うことでGitに関する知識を深めることができました。
4位:同世代の実力
私は、私と同じようにWeb系の会社を目指している同世代のエンジニアの方と話をする機会があまりなかったため、インターンを通して同世代の実力を確かめることができました。
学生の中にも、開発経験が豊富で実力がある人もいて、その人達と同じ空間で開発を行うことでモチベーションアップにも繋がりました。
インターンの時に意識していたこと
私は、昨年参加した時に2つのことを意識してインターンに挑みました。意識して良かった点と改善した方が良かったなと思う点があったので、それぞれお伝えします。
選考
インターン選考時に、インターンの結果が本選考に関係すると予めアナウンスがあったので、本選考を意識した立ち回りをしました。振り返ってみれば、良くも悪くも目立たない立ち回りをしていたなと思っています。
選考を意識して良かった点は、思い通りの結果になったことです。いつどこでどんなふうに見られているかわからなかったため、できるだけ優等生であろうと心がけていました。
また、改善した方が良かったと思う点は、あまりにも優等生であろうとするあまり、活発的に動くことができませんでした。余計な発言をすることで選考に影響が出ることを避けたかったからです。
インターンは、私が会社のことを知る機会でもありますが、会社が私のことを知ってくれる機会でもあります。その機会に私という存在を100%知ってもらえるような立ち回りができていたら良かったんじゃないかなと思っています。
他のインターン生と関わること
私は、同世代のエンジニアと関わる機会が多くなかったため、この機会に色々な方と話をしてみたいと思っていました。
そのため、昼食休憩の時や開発でわからなかったところは、できるだけ他のインターン生に声をかけてみたり質問をしてみたりして交流することを意識していました。
良かった点は、他の学生がキャリアについてどのように考えているのか知ることができたりどれくらいの実力があるのか分かったりして、学習のモチベーションが上がりました。
改善すべき点は、学生だけではなくメンターをもっと頼れば良かったと思っています。先ほど選考を意識したことについて触れましたが、選考を意識するあまりメンターに頼らず、自力でWebシステムの開発に取り掛かりました。もう少しメンターを頼ることができれば、より成長できたインターンだったと感じています。
まとめ
エンジニアを目指す学生向けのインターンシップについて、インターン生視点でまとめました。このあと、メンター視点でブログを公開予定です。 インターンシップも素晴らしいものになっていたため経験できてよかったです。
なお、私は翌年にメンター側を任されることになったので、後日「サマーインターンシップ:2024年メンター側編」を公開いたします。 両方の視点からインターンシップについてまとめている記事は珍しいと思うのでぜひ参考にしてください!