2024 年 3 月から入社したツノ(𝕏@2nofa11)です。
この記事では、クラウドサインにエンジニアとして入社 1 カ月たった私が、どんな 1 カ月を過ごしたかと入社して感じたことを書きました。
補足すると「クラウドサイン」は弁護士ドットコムのサービスのひとつなので「クラウドサインに入社」という表現はただしくありません。
(私は入社前までクラウドサインという会社だと思っていましたが、入社して弁護士ドットコムという会社だと知りました)。
「これからクラウドサインの開発に関わるぞ」という意欲を込めて、本記事ではあえて「クラウドサインに入社」という表現を使っています。
対象読者としてはクラウドサインに少しでも興味があるかたと入社後のイメージをつけたいかたを想定しております。
下の画像は、私が入社して 1 カ月のスケジュールをカレンダーにしたものです。社内で使用している Slack のスタンプを使って作成してみました。
クラウドサインでは、新人のオンボーディングのスケジュールが決められており、入社 1 カ月目のエンジニアは、上記画像のようなスケジュールになります。
どんな 1 カ月を過ごしたか
クラウドサインの人々や、開発スタイルを知ることができた濃厚な 1 カ月間でした。
主に以下の 4 つを行いました。
- プロダクト(クラウドサイン)の理解
- 開発環境の準備〜軽微なバグの修正
- プロダクトで発生するアラート・インシデントの初動対応
- 関係者との関係性構築
それぞれについて、触れていきます。
プロダクト(クラウドサイン)の理解
まず、ビジネスサイドの同期入社の方々と一緒にクラウドサインについての基本的な情報のインプットをします。
このインプットは本社にて行われ、その際に同期入社の方々とご飯に行く機会にも恵まれました。
そのあとエンジニアは「1st touch」として、実際にクラウドサインを 1 ユーザーになりきって動かす機会があります。
入社直後の新鮮な状態でクラウドサインを触って感じたことや気になったことをアウトプットします。
開発環境の準備〜軽微なバグ・文言の修正
先駆者たちがまとめた資料をもとに開発環境を構築します。
ローンチから 9 年近くたっている大規模、かつ、成長途中のプロダクトですが、丸 1 日で構築が終わりました。
周囲の方々の手厚いフォロー&資料が充実しているのでスムーズに構築できました。
環境構築のあとは開発に着手します。 クラウドサインでは秘匿性の高い情報を扱うこともあり、官公庁を含むあらゆる企業に安心して利用していただくために、高いセキュリティ基準を求める ISMAP クラウドサービスリストに登録しています。
新入社員は、ISMAP の管理策に対応した開発の流れをつかむため、文言の修正などの軽微な修正で素振りをしたあとに、実際のスクラム開発に配属されます。
プロダクトで発生するアラート・インシデントの初動対応
トラブル発生時の対応も入社 1 カ月目から任せてもらえます。
アラート・インシデントの初動対応と言っても、 block したリクエストの調査などの軽微、かつ、既知の内容が対象になります。
私は前職で、初動対応を経験したことがなかったので「幅広く利用されているプロダクトだなぁ」と肌で感じることができました。
開発関係者との関係性構築
後述する KnowWho という制度や、さまざまな会議に出て自己紹介をします。
(おそらく自己紹介をする機会が 10 回近くありました。人生で一番自己紹介をした月になりました)。
入社して感じたこと
「コミュニケーションを大切にしている会社だな」という印象を持ちました。
私の前職では、エンジニアでも出社がスタンダードでした。
しかし、クラウドサインのエンジニアはフルリモートです。そのため、コミュニケーションが上手に取れるかが分からず、不安要素の 1 つになっていました。
クラウドサインでは、以下のようなコミュニケーションをとるイベントが制度として用意されています。
他にもありますが、自分が印象に残っているものを抜粋しました。
- KnowWho
- シャッフルティータイム
- 上長、サポーターとの 1on1
- 部活動
それぞれについて説明します。
KnowWho
業務で関わりのあるメンバーと相互に人となりを知りるための 1on1 制度です。
私は 15 人ほどの人と自己紹介や雑談を通してコミュニケーションをとりました、このイベントでクラウドサインの雰囲気がグッと伝わりました。
シャッフルティータイム
クラウドサインに関わるエンジニアの中から、ランダムに選ばれた 4 人のメンバーで雑談ができる機会です。
(2024 年 4 月現在は任意参加で毎週金曜日に実施されています)。
リモートワークだと雑談の機会が減りがちですが、息抜きできる場所が多くあるのは働きやすさにつながっていると感じています。
上長、サポーターとの 1on1
入社直後は上長との週 1 回の定期的な 1 on 1 が設けられています。
またオンボーディングをスムーズに行うため、新入社員一人につき一人サポーターがつき、その方と高頻度で 1 on 1 を行います。
同世代で気軽に相談できる環境があって 1 カ月たった今でも助かっています。感謝。
部活動
弁護士ドットコムでは、社内交流の活性化を目的とした「部活動」制度が存在します。
参加自体は簡単で、新入社員に対しても Welcome な雰囲気を感じました。
娯楽を通して開発内外の人と交流できるので出社する良い機会にもなっています。
私が参加したボードゲームの部活動では、ミタイナというボードゲームをみんなでワイワイやりました。
おわりに
クラウドサインではチャットでのコミュニケーションが主体になっているため、上で書いた他にもさまざまな工夫が凝らされています。
特に、多数の Slack スタンプが用意されていることには驚きました。
入社 1 カ月がたち、クラウドサインのエンジニアとしての仕事の全体像が少しずつ見えてきました。
2 カ月目以降はスクラム開発に参加し、徐々に機能開発に携わっています。
意気込みとしては、クラウドサインの機能開発に携わる中で技術だけでなく、チーム開発でのノウハウを吸収して成長していきたいです。
その結果を本ブログでアウトプットしますのでご期待ください。